「日本パラの父」展示館オープン 障害競技体感も 別府市

西日本新聞 大分・日田玖珠版 稲田 二郎

 「日本パラリンピックの父」と称される故中村裕医師(1927~84)の業績を伝えるとともに、障害者の仕事やスポーツが体感できる大分県別府市の「太陽ミュージアム」のオープニングセレモニーが3日、現地で行われた。

 ミュージアムは、中村医師が創設した社会福祉法人「太陽の家」が敷地内に建設。中村医師が64年の東京パラで着たジャケットなどを展示し、競技向けに作られたレーサー(車いす)の試乗ができる。「保護より機会を」の理念の下、障害者の就労に取り組む太陽の家の歴史もパネルなどで紹介。車いすでスロープや段差を経験する屋外の体験コーナーもある。

 セレモニーでは、太陽の家の山下達夫理事長が「共生社会を発信し、新たな希望、価値が生まれる場所にしたい」とあいさつ。広瀬勝貞知事は祝辞の中で「障害のある方が可能性を見つける場である」と述べた。関係者によるテープカットの後、山下理事長が広瀬知事らに展示品を説明した。

 ミュージアムは鉄骨平屋で、建築面積は約千平方メートル。事業費は3億2600万円。一般公開は4日から。開館は午前10時~午後4時。日祝日休館。入館料は大人300円、中高生100円、小学生以下無料。 (稲田二郎)

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