豪雨被災者に温泉の癒やしを 無料開放広がる 熊本県人吉市

西日本新聞 中村 太郎

 熊本県人吉市で浸水被害を免れた4カ所の温泉施設が、被災者を対象に温泉を無料開放している。4日の豪雨被害の発生直後から開放する「相良藩願成寺温泉」では、避難所に身を寄せている人や自宅が浸水してお湯が使えない人の疲れを癒やしている。

 利用者は普段、常連客を中心に1日100人ほど。現在は被災者の利用が増え、1日約200人が訪れている。自宅が床上浸水して風呂が使えず、妻と2人で訪れた同市の赤池謙介さん(63)は「ひとっ風呂浴びると、豪雨の悪夢から解放される。明日、また頑張ろうという気持ちになれます」と喜ぶ。

 オーナーの新堀妙子さん(74)は「地域に支えられてきた温泉だから、みんなが大変な時期に恩返ししたい。ゆっくり温まってリラックスしてもらい、避難所暮らしや自宅避難が続く人たちに安眠してほしい」とエールを送る。

 日奈久温泉旅館組合(同県八代市)の旅館・ホテル6施設も、被災者向けに温泉を無料開放している。(中村太郎)

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