樽美酒さんが500万円寄付 コロナ対策で古里うきは市に

西日本新聞 社会面 糸山 信

 福岡県うきは市出身で、4人組エアバンド「ゴールデンボンバー」メンバーの樽美酒(だるびっしゅ)研二さん(39)が、新型コロナウイルス対策に役立ててほしいと市に500万円を寄付した。本人側は当初「名前は出さず広報もしないでほしい」という意向だったが、それを伝える同市広報紙を見た市民が会員制交流サイト(SNS)に投稿し、ネットを中心に話題が広がっている。

 寄付が報告されたのは「広報うきは」7月1日号。「困っている方々や子どもたちなどへの支援に大切に使わせていただきます」と控えめに記されている。

 市企画財政課によると、5月1日に樽美酒さんの所属事務所から申し出があり、7日には振り込まれた。本人側は匿名を希望したが、予算措置や議会などへの報告が必要ということもあり、「広報紙への掲載だけは了承してもらった」という。市は事務所に市内の花卉(かき)農家が手がけたバラやユリなどの生花を、市内在住の両親には感謝状を贈った。

 広報うきはを見た市民がSNSに投稿すると、4~5時間で約2千の「いいね」を獲得。「地元愛すごすぎ」「泣きそう」などの声とともにファンを中心に拡散が続いているという。市担当者は「樽美酒さんは市公式キャラの『うきぴー』をこれまで何度もPRしてくれており、地元への思いは本当に感謝しかない」と話している。(糸山信)

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