鍋島焼文様、貼って「献上」 伊万里らしいマスキングテープ商品化

西日本新聞 夕刊 古賀 英毅

 江戸時代に将軍家や朝廷への献上品として活用された鍋島焼。その文様をアレンジしたマスキングテープ(マステ)が開発された。その名も「献上しますて。」。現在の佐賀県伊万里市の大川内山で作られた鍋島焼のデザインを使ったご当地文具は珍しく、最高峰の焼き物が生産された伊万里らしい手軽な土産品としても人気を呼びそうだ。

 今年が創業100周年という同市の事務機・文具会社「早田」が地域資源を取り入れた文具を作ろうと計画。地域商社「伊萬里百貨店」の村上武大代表が、鍋島焼のデザインを使ったマスキングテープを企画した。村上さんは「先人が丁寧に作った焼き物のデザインは伊万里ならではのもの。プレゼントに使うマスキングテープにも合う」と話す。

 文様は長寿や無病息災を願う「色絵更紗(さらさ)文」のほか、「染付椿文」「青磁染付桜花文」「色絵蟹牡丹(かにぼたん)文」の全4種類。松浦鉄道(MR)伊万里駅上にある「伊万里・鍋島ギャラリー」収蔵品の中から選び、市内のデザイン事務所がテープの模様に仕上げた。

 いずれも幅1・5センチ、長さ10メートル。4個箱入り(1800円、税別)、4個袋入り(1600円、同)、単品(450円、同)。早田の店頭のほか、JR伊万里駅横の伊萬里百貨店で販売している。袋入りと単品は伊萬里百貨店のオンラインショップ=https://imari-hyakkaten.shop/=でも販売している。問い合わせは同百貨店=0955(25)8132。 (古賀英毅)

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