「秀吉、筥崎宮に本陣」 電柱に博多の歴史案内看板

西日本新聞 ふくおか都市圏版 手嶋 秀剛

 筥崎宮(福岡市東区箱崎1丁目)前の電柱に、豊臣秀吉が九州を平定した際に、同宮を本陣としたことなどを紹介する看板が設置された。博多の歴史を案内する電柱看板を通して、まちおこしに取り組む市民団体「ハカタ・リバイバル・プラン」(立石武泰会長)が作製した。

 電柱には、箱崎に関する二つの史実を伝える看板を取り付けた。秀吉の案内には「筥崎宮本陣にて禁教令発令」の文言とともに、1587年6月にこの地でキリスト教イエズス会の布教を禁じたと記した。もう一つの案内は戦国時代に筥崎座主(ざす)、法印芳清(安武方清)が率いて、島津氏と戦った自衛団「箱崎党」を紹介している。

 9日の設置に立ち会った同宮の田村邦明宮司は「秀吉は箱崎に20日間ほどいて、大茶会を開いています。看板で歴史ある箱崎の物語を再認識しました」。箱崎公民館の藤野重久館長は「箱崎党を知る人も少なくなり、紹介されてありがたい」と話していた。

 この日は、博多の海商・西嶋家跡(博多区下呉服町)、鎌倉時代から栄えた町並みの魚之町(同区上呉服町)など5カ所にも案内看板が取り付けられた。 (手嶋秀剛)

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