JR九州、豪雨で17路線345カ所被害 3鉄橋流失、長期不通は不可避

西日本新聞 布谷 真基

 JR九州は13日、九州各地の記録的豪雨による被災状況について、肥薩線と久大線の鉄橋3本が流失したほか、線路への土砂流入や線路地盤の流出を含め17路線345カ所で被害を確認したと発表した。被災件数は2017年の九州豪雨の3倍以上に上る。大規模工事が必要な箇所も多く、区間によっては長期不通が避けられない見通しだ。

 熊本県の肥薩線では、鎌瀬-瀬戸石間の「球磨川第1橋梁(きょうりょう)」と、那良口-渡(わたり)間の「第二球磨川橋梁」が流失。肥薩線では盛り土や線路地盤の流出など計65件の被害を確認した。同県内では鹿児島線の玉名-肥後伊倉間で大規模な土砂流入が発生。長洲-植木間で運行を見合わせており、8月上旬の再開に向け復旧を進めている。

 大分県内の久大線では豊後中村-野矢間の「第二野上川橋梁」が流されたほか、別の鉄道橋で橋脚のゆがみなど計145件の被害があった。復旧の見通しが立たない日田-向之原間のうち、由布院-向之原間で14日から代行バスを運転する。鹿児島県内では鹿児島線の木場茶屋-串木野間、上伊集院-広木間で線路に土砂が流れ込んだ。8月上旬までに再開する方針。運行を見合わせていた日南線は13日に再開した。

 一連の豪雨で3~10日に九州新幹線と在来線の20路線で計4550本が運休し、約19万人に影響が出た。特に被害が大きい肥薩線などでは調査が進んでいない場所もあり、被災箇所が増える可能性がある。 (布谷真基)

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