「みんな大丈夫だった」豪雨で孤立の小学校、1週間ぶり再開 大牟田市

西日本新聞 ふくおか版 吉田 賢治

 6日午後からの集中豪雨で孤立し、児童22人や教職員らが一夜を明かした福岡県大牟田市三川地区のみなと小が13日、1週間ぶりに授業を再開した。12日までに校舎の清掃や消毒を終え、児童を校門で迎えた馬籠秀典校長は「自宅が被災した子も多い。心のケアも図りながら、児童の元気な姿で地域に貢献したい」と話した。

 馬籠校長によると、校舎1階は床の張り替えなどが必要で、職員室や1年生の教室などを2、3階に移した。体育館も床が浮き、利用再開のめどは立たない。全校児童258人のうち13人は自宅が被災して校区外に避難しており、当面は保護者が送迎するという。

 7日朝まで真っ暗な教室で過ごした6年馬場杏実(あんみ)さん(11)は「夜は自宅が大丈夫かどうか心配だった。朝、家族と会えたときはとても安心した。友達もみんな大丈夫だったので、これから楽しい学校生活を送りたい」と笑顔を見せた。

 市教育委員会は13日、避難所にもなった小中学校で6日夜、みなと小を含む6校の児童生徒計84人が校内に泊まったと発表した。平河良・学校教育課長は「現場の各校長の判断で人的被害を防いだが、市教委として早めに下校を促す判断ができなかったかといった教訓を、今後検証したい」と話した。 (吉田賢治)

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