豪雨被害の熊本・八代市坂本町、国道219号の復旧見通せず

西日本新聞 梅沢 平 長松院 ゆりか

 豪雨で大きな被害を受けた熊本県八代市坂本町。取材班が現地の状況をまとめた。

 市役所坂本支所は被災のため機能が完全に停止しており、生活再建などの市民相談を支所で受けることができない。そのため、▽田上社協▽特別養護老人ホーム「一灯苑」▽市総合体育館▽千丁コミュニティセンターの計4カ所に職員を配置し、臨時で生活相談に応じている。

 避難者数は15日午後3時現在、市総合体育館が248人、千丁コミュニティセンターが37人。孤立集落は坂本町中津道集落の全戸避難に伴い、「現状はないと判断している」(同市)。ただ、細かな道路の分断はあり、遠回りしないといけない集落もある。

 市は15日から県内限定でボランティアの受け入れを開始。初日は八代市ボランティアセンターで約80人を受け入れたという。

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 現在、坂本町にとって最大の課題は、球磨川沿いの両岸を走る国道219号と県道158号の寸断だ。219号は一時、西部大橋-中谷橋間が通れるようになったが、その後の雨で深水橋近くに土砂崩れが発生。復旧の見通しは立っていない。市幹部は「219号が行き来できなくては坂本の復旧はない」と訴えている。(梅沢平、長松院ゆりか)

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