【動画あり】「本当にあったぬるい話」佐賀の温泉、ホラー?でPR

西日本新聞 佐賀版 穴井 友梨

 失踪した妻、大人だけの浴場で聞こえる赤ちゃんのような声、なぜか料金を払わず温泉に入る男…。佐賀市富士町の古湯、熊の川の両温泉にまつわる物語をまとめたプロモーションムービー「本当にあったぬるい話」が完成した。テレビの人気ホラー番組「ほんとにあった怖い話」風の演出で、市のホームページや動画サイト「YouTube」などで視聴できる。

 両温泉街はぬる湯で知られ、美肌や健康増進など湯の特徴をPRしようと、市のシティプロモーションアドバイザーの三寺雅人さんが指揮した。市では三寺さんの監修で2015年から有明海の珍魚ワラスボやムツゴロウなどをテーマにPR映像を公開しており、今回が第11弾となる。

 映像は5本でタイトルは「消えた婦人」「おぎゃあ」「別人格部長」「怪しい男」「ぬる湯に怨念」。いずれも約50秒の短編だ。

 帰ってこない妻の行方を捜す男や、上司の様子がおかしいことに気づく部下など、奇妙な出来事に戸惑う人たちが登場する。しかし不気味な旋律に合わせて進む物語は、温泉の特徴や効能を説明することで解決。思わず脱力してしまうような「ぬるい」結末に、登場人物も視聴者も笑顔になってしまう。

 シーンは全て両温泉街の旅館や立ち寄り湯で撮影し、県で活動するローカルタレントたちが出演。音楽は書き下ろしのテーマ曲「ぬるい気持ち」で、映像を見終わっても耳に残る。

 三寺さんは「多くの人に存在を知って足を運んでもらいたい。効果、効能は決してぬるくはありません」。市シティプロモーション室は「インパクトある仕上がり。ホラーから一転してぬるくなるギャップを楽しんでほしい」としている。 (穴井友梨)

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