特攻機で乗り回していたことを思えばまだ楽ですよ 言葉を刻む(36)

西日本新聞 社会面

特攻機で乗り回していたことを思えばまだ楽ですよ

 (元海軍特攻隊の男性)

 敗戦した年、1945年12月29日付本紙に、復員軍人の姿を追う特集が掲載された。復員軍人たちを「虚脱状態を各所に点綴(てんてい)(ちらばること)させている」と指摘し、再生へ踏み出した人々を紹介。男性=当時(28)=は北九州市の小倉炭鉱でほかの復員者数十人と「三千尺の地底」で採炭に当たっていた。記者の問いに「これから日本人はうんと頑張らねば平和日本は建設できません」と続けた。元陸軍准尉の男性=当時(35)=は「われわれはただ熱情をもって貫くよりほかにありません」と付け足した。

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