ホテル・旅館など73施設が豪雨被害 福岡、熊本、大分3県

西日本新聞 一面 布谷 真基

 九州運輸局は17日、九州各地を襲った記録的豪雨で福岡、熊本、大分3県の宿泊施設73軒が被災したと発表した。うち8軒は営業再開を確認したが、残る65軒は建物が損壊するなど大きな被害を受けており、今後の見通しが立っていないという。一部調査できていない地域もあり、軒数はさらに増える可能性がある。

 最も被害が大きかったのは熊本県人吉市で、ホテル・旅館26軒が浸水した。球磨川水系の氾濫で2階を超える水位が押し寄せるなどして建物が使用不能になった施設もあるといい、16日正午までに同市では1軒も営業再開を確認できていない。熊本県では小国町の杖立温泉で14軒、芦北町5軒、八代市1軒、水俣市1軒でも被害を受けた。

 2日連続で玖珠川の濁流が押し寄せた大分県日田市の天ケ瀬温泉では11軒が浸水被害に遭った。露天風呂が土砂で埋まったホテルもある。同県由布市では由布院、湯平温泉で計10軒。同県九重町の宝泉寺、壁湯温泉で計4軒が被災したとみられる。福岡県は朝倉市の原鶴温泉の1軒だった。

 調査は職員が自治体に被害を聞き取ったが、全域が被災した熊本県球磨村などでは確認が取れていない。

(布谷真基)

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