『アロハで猟師、はじめました』 近藤康太郎 著 (河出書房新社・1760円)

西日本新聞 くらし面

 著者は東京・渋谷生まれ、アロハシャツがトレードマークの朝日新聞記者。長崎県諫早市に赴任して、思いつきで始めたという「アロハで田植えしてみました」(『おいしい資本主義』として書籍化)に続き、狩猟にも挑戦。当初はカモ猟、大分県日田市に転勤後はわな猟へと手を広げる。奇特な「都会もん」をからかいつつ、指導を惜しまない田植えの「毒舌師匠」や猟の「ブラック師匠」との掛け合いは軽妙だが、暴力や生死、互酬をめぐる体験的考察は真摯。「猟師になると、初めて〈世界〉が見える。〈世界〉が聞こえるようになる」

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