すご腕ボランティア「益城の恩返し」 重機扱い災害ごみ処理

西日本新聞 一面 玉置 采也加 乙成 拓郎

4年前、熊本地震で被災

 豪雨によって浸水被害が広がった熊本県人吉市で、すご腕ボランティア集団が活動している。4年前の熊本地震以来、被災地支援に取り組む「くまもと友救の会」(同県益城町)だ。重機も扱う頼もしい存在は、被災者の痛みも理解する。「少しでも心が晴れれば」。支援の第一歩として、復旧復興を阻む災害ごみ問題の解決に挑む。

 人吉市の商店街・九日町には、災害ごみが山積みされている。会の松岡亮太代表(36)は「経験上、災害ごみの処理は通常2週間で終わる。今回は時間がかかっている」と指摘する。集積場での分別作業に時間を要するケースが多く、順番待ちの車両が渋滞の要因になっていたという。

 そこで友救の会は仮置き場で重機を使い分別、トラックで集積場に一括運搬する。「ごみが片付けば道や家の泥の撤去もできる。中心街がきれいになれば市全体の活気も出る。そうすれば、被災者も前を向ける」。松岡代表は、ごみ処理を優先する理由をこう語る。

 約70人いる会の仲間は、交代しながら被災地入り。松岡代表は「地震では人吉の方々に助けられた。今度は私たちが益城の恩を返したい」。二つの被災地を行き来し、長期的に支援を続ける考えだ。 (玉置采也加、乙成拓郎)

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