休校中のマイニュース 見出しと絵で表現 こども記者、編集者に学ぶ

西日本新聞 こども面

 今日は、学級新聞やまとめ学習での新聞作りに役立つ「見出し」と「絵」についての話です。オンラインでこども記者17人が勉強会に参加しました。教えてくれたのは西日本新聞へんしゅうセンターのごもりりょうさん(40)とはたやましんさくさん(38)。記者が書いた記事に見出しを付け、紙面のレイアウトを考えるへんしゅうしゃです。

 田篭さんによると、見出しは「ねぇ、聞いて聞いて、こんなニュースがあるよ」とだれかにとどけたい話を一言で伝えようとするひょうげんです。「見出しが大きいほど、ニュースとしてのおどろきや重要度が大きくなる」と説明しました。

 畑山さんは「げん稿こうを読んでもらうには、まず見出しできょうを持ってもらわないといけない。時には言葉遊びをするなどユーモアも大事にしている」と話していました。

 紙面をつくるときのこつは「おいしそうなおべんとうを作るイメージ」だそうです。(1)人に食べてみたいと思ってもらえるかな?(=記事を読みたくなる見出し?)(2)デザートで色味は付いてるかな?(=目を引く絵や写真はあるかな?)-。 学級新聞やマイニュースを伝える新聞では、その出来事について自分がどう感じたか気持ちを伝えるふうも大切です。「言葉の代わりに絵や写真でも表現してみては?」と編集者たち。

 こども記者は「休校中のマイニュース」を選び、見出しと絵を考えました。編集者のアドバイスを受け、完成した作品をしょうかいします。

ひらとう/福岡市・板付小6年

 始めは「マンガと友達に!?」という短い見出しでした。絵も2さつのマンガと自分の姿すがただけでした。へんしゅうしゃから「マンガと仲良しだということを表すために、どれぐらい読んでいるか書いてみよう」「『新しいクラスメイト』という言葉を付け加えると、新学期らしさも出ますよ」とアドバイスされ、より読者に伝えられるじょうほうが多い見出しを新しく考えました。

 

まえ/福岡県太宰府市・太宰府小6年

 見出しを考えるときに大切なことは、まちがったないようが伝わらないことです。最初に考えた見出しは、「前田さんが動画配信をしたのかな?」「イルカショーが見られなくて悲しいのかな?」とかんちがいする人もいました。そこでアドバイスを受け、「動画配信をしてもらったおかげで、家でも楽しくすごせたよ」ということが伝わるようにしました。

 

ますはる/福岡県須恵町・須恵中2年

 「ソーラークッキング」はテーマとしてもおもしろく、とても引きつけられる見出しです。さらに、「外出しゅく中でも、たくふうしてすごしていることがもっと伝わるように」と言われた益田記者。「お庭で楽しく」というフレーズを付け加えました。また、最初は太陽の熱でお湯をわかしている絵をえがいていました。しかし、「もっと読む人にわかりやすいよ」とおすすめされ、おいもをふかした体験を絵にしました。

たちかわ日彩でぃあ/佐賀県唐津市・唐津東中1年

 「中学校行事 次々と中止」という見出しは、「世の中の動きを伝えるしゃかいの見出し。新聞でもそのまま使える」とほめられました。「立川さんがこのじょうきょうをどう思っているのか知りたいな」というへんしゅうしゃのリクエストを受け、一番楽しみにしていた行事が中止になったくやしさを二つ目の見出しでひょうげんしました。

とうのぞ/福岡市・宮竹小6年

 「自分の気持ちも見出しに加えると、ほかの人には書けないマイニュースになる」と教えてもらいました。そこで、おどろいている自分の姿すがたと色ちがいの車の絵、さらに「まさか」で始まる自分の気持ちをひょうげんした二つ目の見出しを考えました。

ぐち/福岡県大野城市・大野南小6年

 「休校中に新しいクラスが発表されたけど、今までと同じクラスの子がいなかった。心機一転がんろう!」というエピソードです。見出しと絵を見た人が「頑張れ!」とおうえんしたくなる作品です。しっかり伝えたいことを伝えられているでしょう。「新学期へん」という新聞にはなかなかないひょうげんも、読者を引きつける力があるようです。

■山崎陽葵/福岡県糸島市・南風小5年

 「パーティー」と書いてあることで楽しいことがとてもよく伝わります。どんな料理を作ったの?収かくも、料理もどちらも楽しいのかな?編集者からの質問をもとに、見出しと絵だけでなく、記事でも表現して「休校新聞」としてまとめました。記事は「家でダラダラしている間に野菜はすくすく育っている」などとユーモアも交えてつづっています。いろいろな種類の野菜があるのなら、野菜の絵をカラフルにぬるともっと目を引きそうです。

■梅野響己/福岡県篠栗町・篠栗中1年
 とび上がるイカのいきおいを見て、「これはきっとすごいことなんだろうな」ということが伝わってきました。もとの見出しは「スプラトゥーン ランク 80突破」でした。しかし、このゲームを知らない人にも、「ランク80突破」のすごさを伝えるために、突破に必要な時間「1000時間」で表現するようにアドバイスをもらいました。時間という「共通の単位」に置き換えることで、「すごい!」と見出しへの共感が生まれるそうです。

<そのほかに参加したこども記者>

(福岡市・香住丘小6年)▽えいしま(福岡県宗像市・城山中1年)▽とうおと(福岡県糸島市・福吉小5年)▽ながしまみず(福岡市・原北中2年)▽西にし(福岡県久留米市・津福小6年)▽西にしやま(福岡県福津市・福間南小6年)▽ぐち(福岡市・大池小6年)▽服部はっとりさと(福岡県飯塚市・若菜小5年)▽ひらやま(福岡県太宰府市・太宰府小6年)

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