肩のやけどに、ゴム板が落ちて皮がむける【軍国少年日記】

西日本新聞

八月七日(火)晴

 今朝は警報が出なかったので、ぐっすりねむれた。

 十二時頃、敵味方不明の大型機三十一機北上し、直ちに南下す。

 〇時頃、戦闘機一機、上空をせんくわい。

 作業は荒運搬。きのふの肩のやけどの上に、ゴム板が落ちてて、皮がむけて痛む。

 夕食後、てんしゃで池上さんへおしょうをいただきに行き、そのついでに遍照院に明日のことをおうかゞいに行く。自轉車のうしろのタイヤがすぐくうがぬけて、空氣入れを持って行ったが、空氣入れに苦労した。國武さんから「海軍への道」を借りた。

 父が「ちゅうがく生」の三・四月号を買って來てくれた。

 十銭 バス。

 七時四十分警戒警報

 八時警戒警報

 十一時空襲警報

 十二時空襲警報

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 ※福岡県久留米市出身の竹村逸彦さん(89)が14歳だった1945年に書いた「軍国少年日記」を、できるだけ原文のまま掲載しています

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