「コロナ収まってない」…来年の東京五輪「反対」多数 あな特通信員

西日本新聞 社会面 中野 剛史

 東京五輪開幕まで23日であと1年。西日本新聞「あなたの特命取材班」は、無料通信アプリLINE(ライン)でつながる「あな特通信員」を対象にアンケートを実施した。来年の開催に期待する声がある一方、新型コロナウイルスの収束が見えない中で「世界的流行が収まっていないのでは」との懸念が相次いだ。

 アンケートは13、14日、全国のあな特通信員約1万3千人を対象に実施。1669人が回答した。

 来年の開催に「賛成する」人は全体の2割弱。「五輪を目標にしてきたアスリートたちの活躍の場をなくさないで」(兵庫県・42歳事務員女性)、「経済効果のため」(福岡県・67歳無職男性)などの意見のほか、「世界の人々に元気を!」(同・56歳公務員男性)と祭典の効果に期待する声もあった。

 「反対する」と答えた人は6割弱。「コロナが収まっていないので怖い」(福岡県・43歳無職女性)、「ワクチン、特効薬が開発されていない。予算は他の用途に使うべきだ」(岡山県・50歳主婦)と、ウイルスの脅威を理由に挙げる声が多い。東京都の会社員男性(48)は「もう1年延期するのがベター」と考える。

 「どちらともいえない」は2割強。五輪の観戦チケットが当選しているという福岡県の自営業女性(50)も「生で観戦したいが、心から楽しめる五輪ではない」と揺れる気持ちを吐露した。

(中野剛史)

※このアンケートは、LINEで西日本新聞の友だち登録をしている「あな特通信員」を対象にした調査です。多様な方々の生の声を聞き取ることが目的で、無作為抽出で民意を把握する世論調査とは異なります。

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