豪雨被災地に移動式仮設住宅設置 熊本・球磨村、8月上旬から入居開始

西日本新聞 鶴 智雄

 熊本県南部を襲った豪雨災害を受け、県は22日、同県球磨村渡の村総合運動公園内に移動式の木造仮設住宅「ムービングハウス」の設置を始めた。県内の被災地では最も早い8月上旬から入居が始まる見通し。

 県や村などによると、設置するのは2DK20戸と4LDK13戸の計33戸。台所や風呂、ベッドなどを備え、バリアフリー設計になっている。抽選は行わず、高齢者や要支援者、子どものいる世帯に優先して入居してもらう方針。

 この日は早朝から建設業者らが、茨城県小美玉市からトレーラーで運び込まれたハウスを1棟ずつクレーンでつり上げ、公園内の広場に据え置いた。敷地内には集会所を設け、25日に電気工事なども終える予定。

移動式は工期が短いのが特長

 ムービングハウスはコンテナ型に組み立てた状態で運べるため、通常の仮設住宅よりも工期が短いのが特長。村民の避難生活が長期化する懸念があったため、県が導入を決めた。2018年の西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市などでも使われている。

(鶴智雄)

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