不通区間に列車18両が“孤立” JR久大線、車両不足で減便も

西日本新聞 社会面 稲田 二郎

 記録的な豪雨で被災したJR久大線で不通となっている大分県内の区間に計18両の列車があり、鉄橋流失などで動かせない状況になっていることが、JR九州への取材で分かった。この影響で稼働できる車両が不足し、同県内の久大線大分(大分市)-向之原(由布市)間では平日1日上下60本の運行を43本に減便せざるを得ない状況になっている。

 久大線では、鉄橋が流されたり線路に大量の土砂が流入したりし、日田(日田市)-向之原間が不通となっている。

 災害発生時、この区間内にあった車両は線路が途絶えたことで移動できなくなり、現在は由布院駅(由布市)に普通列車10両、特急列車4両▽豊後森駅(玖珠町)と天ケ瀬駅(日田市)に各普通列車2両が留め置かれている。

 このため大分-向之原間では普通列車が不足。一部で特急の車両を普通列車として運行している。

 JR九州によると、8月8日に日田-豊後森間は再開予定。久大線は久留米(福岡県久留米市)から豊後森まで通じることになり、豊後森、天ケ瀬両駅にある計4両は鹿児島線、日豊線経由で大分まで持ってくることができるが、それでも減便は解消できないという。JR九州大分支社は「先行きはまだ見通せない」としている。

(稲田二郎)

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