福岡県内で新たに52人感染 九州は計83人 与論島でクラスターか

西日本新聞

 福岡県では24日、新たに52人の新型コロナウイルス感染が確認された。過去最多となった23日の66人を下回ったものの、1日の感染者数は4日連続で50人を超えた。九州での新規感染者は計83人に上った。

 福岡市は、10歳未満~90代の男女31人の感染を発表した。20~30代が半数超の16人を占めた。重症者はいないが、現時点で11人が感染経路不明という。

 市によると、クラスター(感染者集団)が発生した南区のカラオケ付きバーと博多区・中洲のクラブで、それぞれ70代の男性客1人と30代の従業員男女2人の陽性が新たに判明した。介護職員1人が感染していた西区の介護施設では、70~90代の入所者女性3人の感染も分かった。

 福岡県は、みやま市の40代女性看護師ら10~70代の男女13人について感染を発表。重症者はいないが、10人の感染経路が分かっていない。このうち小郡市の20代男性公務員について、防衛省は24日、陸上自衛隊小郡駐屯地勤務の隊員と明らかにした。九州各地を襲った豪雨災害の派遣には従事していないという。同県では、久留米市が20代男子大学生ら4人の感染を確認。北九州市も4人の感染を発表した。

 鹿児島県では、与論島(与論町)と指宿市の男女14人の感染を確認した。11人が与論島に住む10歳未満~80代で、うち4人は院内感染が起きた島内唯一の総合病院への入退院歴があった。三反園訓(みたぞのさとし)知事は「水際対策を徹底する」と強調した。厚生労働省のクラスター対策班の派遣を要請し、調査を進める方針。九州では宮崎県9人▽佐賀県6人▽長崎、熊本両県各1人-の感染も判明した。

 福岡拘置所(福岡市早良区)は24日、同拘置所の20代男性刑務官が感染したと発表した。刑務官は、23日に福岡市が発表した感染者の1人だった。(新型コロナ取材班)

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