『アジア経済とは何か』 後藤健太 著 (中公新書・902円)

西日本新聞 くらし面

 日本の凋落と中国はじめアジア企業の急成長を、国際的な生産分業体制とアジア経済の多極化を軸に説明する。90年代後半からの技術革新に伴い、ものづくりのあり方は日本企業が得意としてきた「擦り合わせ(インテグラル)型」から「組み合わせ(モジュラー)型」にシフト。ノートパソコン、液晶テレビ、電気自動車など先端分野でも、アジアの新興企業の台頭を促した。これからの日本の活路は、海外からの直接投資増など、パートナーとしてアジアから「選ばれる」ことにあると説く。著者は福岡県出身の関西大教授。

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