佐世保市の高1同級生殺害から6年 加害女性「思い悩むこと増えた」

弁護団が心境報告

 長崎県佐世保市で起きた高1同級生殺害事件から、26日で6年になる。当時、殺人容疑で逮捕されて医療(第3種)少年院へ送致された加害女性(21)の現状などについて、かつて付添人などを担当した弁護団が報道各社の取材に書面で回答した。

 事件は2014年7月に市内の加害女性のマンションで発生し、同級生の女子生徒=当時(15)=が殺害された。

 弁護団は現在も女性と3カ月に1回程度の頻度で面会し、手紙では1カ月間に数回やりとりすることもあるという。毎年事件が起きた日を前に、面会や手紙を通じて感じる女性の心境の変化などを報道各社の質問に答えている。

 今回は書面で、最近の女性の様子について「年を経るほどに思い悩むことも増え、自分(事件)と向き合い続けることの難しさや苦しさ、罪を背負っていくことの厳しさ、自分の負うべき責任などを感じるようになっている」とコメント。

 女性は今も更生プログラムの途上にあり、事件に関することを語ることもあるらしい。また今年も犠牲になった同級生の命日に合わせて遺族宛てに謝罪文を書いており、その中で同級生への思いや自らの心情、今後の償いをつづったという。

 弁護団は、女性の今後について「まだ本格的な社会復帰を考える段階ではないが(それを前提とした)支援態勢などを検討している」と回答。二度と過ちを犯すことなく生きていってほしいとも付け加えた。

 (平山成美)

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