こども記者10周年特集㊦ 当時の思い出、後輩へのメッセージ

西日本新聞 こども面

 今日はこども記者をけいけんした卒業生たちのアンケートから、印象に残った取材や自分の書いた記事が新聞にけいさいされたときの思い出のエピソードをしょうかいします。

出会いは宝物。取材相手との交流続く

■どの取材も初めて出会うこども記者といっしょだったので、とてもきんちょうした。だけど、取材が終わるころにはけて楽しかった。特にいわに取材に行き、空港から帰るときはこども記者の友達と自然ときしめ合ったことが印象に残っています。(おおもも・2期=20)

■当時のゆめであった広告、メディア業界のお仕事をじっさいに体験し、自分が夢をじつげんするために必要なものを見つけられました。また、九州こうきょうがくだんの取材をしたさいに音楽のおもしろさを知り、わたしが音楽を始めるきっかけになりました。(うち・3期=19)

ふくおかはか区の観光ボランティアをされているなかよしさんの取材。あれから5年以上たった今でも、手紙や絵はがき、ねんじょうを送ってくださいます。昨年くらいにひさしぶりのさいかいを果たし、今でも元気な中野さんに博多の町を案内していただきました。中野さんとの出会いは人生の中でも大きく、すてきな思い出です。(かわばたはる・3期=17)

1期こども記者を紹介する本紙の紙面。当時は「わくわくプラザ(こどもふれあい新聞)」という名前の紙面でした=2010年8月1日

自分の世界、広がった

■こども記者仲間はねんれいけいけんちがって、多くのげきを受けました。また、だんは会えないような人に取材でき、自分の世界が広がりました。とにかくたくさんの出会いがたからものとなりました。(はやし・5期=15)

■「自分の足できょうあることの取材をして、自分の言葉で伝える」という経験がとてもしんせんでした。私が書いた記事を中学校の先生方がじゅぎょうあつかってくれたときもあり、自分の思いをたくさんの人に知ってもらうことができてとてもうれしかったです。(なかむら・5期=19)

■今でもこども記者としてもらっためいを大事に取ってさいにしまっています。(1期・じまりん=22)

■たくさんのこども記者や大人の方々とお話しできた時間はとてものあるけいけん。これからも多くの人がきょうを持ってこども記者として活動してくれたらうれしい。(2期・さくらあかね=20)

8期のこども記者は絵本作家・荒井良二さん指導の壁画制作に参加した=2017年11月

校長先生から記事のプレゼント

■同期や他の期のこども記者と高校で出会い、「この人もこども記者をしてたんだな」というのが一番楽しい。(3期・おかなおみち=18)

■自分が書いた記事が新聞にけいさいされるのはとてもうれしかった。小学生だった当時、記事を見た校長先生がわざわざ記事をわたしにプレゼントしてくださったことを印象深く覚えている。こども記者のみなさん、ますますのごかつやくを期待しています!(3期・よこやまあかね=19)

■取材先で初めて会った人に話を聞いたり、自分から話したりする取材はしょうらいぜったいに役立つと思う。こども記者のみなさん、自分のが広がるように活動をがんってください。(5期・たかくらゆり=19)

■中学でもリポートや発表げん稿こうをよく書く。こども記者時代に記事を書いたことを思い出し、何を伝えたいのか、どんな題名だったら興味を持ってもらえるかなどを考えている。何回も見直してすいこうすればするほどよいものができるということをあの時代に学んだ。(7期・うおずみ=14)

自分で取材した記事を持ち寄り、仲間と協力して完成させた手書き新聞を手にする9期のこども記者たち=2019年4月

【誇らしく思った朝/こどもタイムズ編集長から】

 わたしに人の心を動かすこんな記事が書けるかな、と思ったことがあります。

 第9期のこども記者だったきよたけりんさん(11)=ふくおかけんかすまち=が「ファシリティードッグ」とばれる入院かんじゃう犬について書いた記事でした。

 それは、今年1月23日の「もの知りこどもタイムズ」にけいさいされました。清武さんはきょうを持った新聞記事について家族や友達と読んで感想を書く全国コンクールで最優秀賞に選ばれました。ひょうしょうしきよこはまで開かれる機会を生かして、国内でも数少ないファシリティードッグがいる同市内の病院をおとずれ、「とくいんほうこく」(こども記者けいけんしゃの記事)を書いてくれました。 清武さんは、病気のため年2回、ふくおか市立こども病院に入院、しゅじゅつを受けています。「13回目の手術でも、前の夜は2時間近くなみだが止まらず、当日の朝はきんちょうで熱がどんどん上がった」。きびしいとうびょうげんじつを切々と書き、そばにファシリティードッグがいてほしいとうったえました。

 このげん稿こうをみたときに私はふるえました。それは私ばかりでなかったようです。 「きょうの西日本新聞の記事で一番だった」。けいさいの朝、出社すると、こう声をけられました。

 こども記者も西日本新聞のりっな記者としてみとめられている。ほこらしく思いました。(はしもとひろし

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