1945/7/30の紙面から【「切取り」で急停車 旅客の車内待避に訓練の要 船内・片寄らず伏せ 陸と海の輸送防空戦訓】

 〈わが水陸運輸交通線を狙う醜翼の跳梁はいよいよ露骨化してきた。二十七日長崎地区に来襲した敵小型機編隊はわが鉄桶の制空布陣を避けて陸に海にその交通破壊の野望を露呈し長崎港外で巡航船○○丸に、また他の編隊は同時刻ごろ西彼杵半島沖合を航行中の曳船(※タグボート)一隻と団平船四隻に超低空から機銃掃射を浴びせかけ、さらに他の小型編隊は十四時三十分ごろ長崎本線を驀進中の列車を襲ったが、いずれもわが水陸輸送戦士の沈着臨機の非常措置により、いたずらに無駄弾を打ち尽くしたのみで反転脱去のやむなきに至り、凱歌は高らかにわが輸送陣に上った〉...

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