福岡市でクラスター3カ所 病院や中学校、美容室 1日当たり最多75人

西日本新聞

 福岡県では29日、101人の新型コロナウイルス感染が確認された。1日当たりの感染者は26日の90人を上回り、過去最多。このうち福岡市で判明した感染者が75人に上った。年代別は20代が5割を超え、30代以下が75%を占めた。重症者は確認されていない。県は接待を伴う飲食店を中心に感染者が急増していることを受け、30日から2週間、福岡、北九州、久留米、飯塚の主要4都市の繁華街に街宣車を走らせて感染防止対策を呼び掛ける。

 福岡市も26日の61人を上回り過去最多。75人のうち43人が感染経路不明という。市内では新たに3カ所でクラスター(感染者集団)を確認。東区の千早病院では看護師4人と入院患者5人が陽性となった。中央区の上智福岡中では同じクラスの生徒6人が感染。早良区の美容室では従業員と客計5人が陽性となった。

 クラスターが発生した中央区のダンスクラブ「Cat's Fukuoka」では新たに客10人の陽性が判明、感染した客は計43人に。市教育委員会は西区の市立小で60代男性用務員の感染を発表。出勤状況などから休校措置は取らない。

 北九州市では8人の感染を確認。うち7人が感染経路不明。苅田町防災・地域振興課の40代男性職員(門司区)が感染、同課では28日に別の男性職員の感染が判明している。塾講師の八幡西区の50代男性も感染。塾では小学生1人が濃厚接触者に含まれるという。

 福岡県内ではほかに、西日本鉄道(福岡市)が西鉄バス久留米八女支社の50代男性運転手が感染したと明かした。23~25日に久留米市や八女市を走る路線バスに乗務していたという。陸上幕僚監部も飯塚駐屯地(飯塚市)の20代男性隊員の感染を公表。5~14日に熊本県内で豪雨関連の災害派遣に従事していたが、民間人や他部隊との接触はなかったという。

 熊本県内では、県中央部の県立高校に通う10代男子生徒ら21人の感染を確認。県内で児童生徒の感染が確認されたのは初めて。

 佐賀県は、鳥栖市の10代女性、20代男性ら計3人の感染を発表。鳥栖市の2人は福岡市のクラブを利用していた。長崎県も2人の感染を発表。宮崎県内で12人、鹿児島県内で3人の感染が確認された。

(新型コロナ取材班)

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