『心にいつも猫をかかえて』 村山早紀 著 (エクスナレッジ・1760円)

西日本新聞 くらし面

 南蛮貿易の時代、船乗りたちが持ち込んだ猫が先祖なのか、長崎はよそに比べ尻尾の短い猫が多いという。「あれ、猫にとってはからだの一部というより、いつもそばにいる、お友達みたいなものなんですね」(しっっぽの話)など、かわいい猫たちのエッセーを中心に、長崎の四季を舞台にした短編小説、街中でくつろぐ猫の写真も挟んだ、猫尽くしの一冊。著者は本屋大賞のノミネート歴もある長崎市在住の作家。坂と路地が多い長崎の街は猫が本当によく似合う。

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