ピクニカ共和国が20周年 記念イベントに家族連れ

西日本新聞 筑豊版 丸田 みずほ

 福岡県飯塚市の民間動物園「ピクニカ共和国」が1日、創立20周年を迎え、記念イベントを開いた。新型コロナの影響で一時閉園していたものの、ファンから多くの支援が寄せられ、5月下旬に再開。この日訪れた家族連れなどは、オリジナルの図鑑作りや飼育員による動物のガイドを楽しんだ。イベントは2日まで。

 同園は2000年にオープン。警察に「落とし物」として届けられるなどした動物を受け入れ、現在約60種類の動物が暮らす。

 4月からは1カ月以上臨時休業。経営を続けるため、クラウドファンディング(CF)を活用すると、2カ月で目標額を大きく上回る約670万円の寄付が集まった。現在も支援は続いているといい、飼育員の多川花鈴さん(23)は「動物はどうなってしまうのかと不安だったけれど、本当にたくさんの人の温かさを感じた」と感謝する。

 1日のイベントでは、園内に20年を振り返る手作りの年表を展示。今年保護したばかりの子どものニホンジカ「プイプイ」の紹介もあった。中間市の岩本栞奈さん(13)は「鳴き声が変わっている。かわいい」と笑顔で話した。

 同園の山本雅一園長(43)は「より一層、園の環境を良くし、30、40周年を目指したい」。集まった寄付は今後、餌代などのほか、まだ展示場がない動物の環境を整える資金にも充てたいという。8月は無休。同園=0948(26)4822。

(丸田みずほ)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ