基地襲う米軍機の機銃掃射 大分の団体が映像確認 焼失する首里城も

西日本新聞 社会面 後藤 潔貴

 太平洋戦争時に米軍が撮影した映像の解析に取り組む大分県宇佐市の市民団体「豊の国宇佐市塾」は2日、福岡県築上町の旧日本海軍築城飛行場(現航空自衛隊築城基地)を米軍機が攻撃する様子を撮影したとみられるカラー映像など17点を報道陣に公開した。いずれも米国立公文書館から入手した。飛行場が攻撃される様子が映像で確認されたのは初めて。那覇市の空襲映像は、焼失前の首里城と煙に包まれる首里城を収めた2種類があり、貴重な資料という。

 戦闘の様子を記録するため、米軍機搭載のカメラ(ガンカメラ)や操縦席からの手持ちカメラで撮影された。築城飛行場の映像は1945年3月18日午後1時ごろに撮影され、格納庫などを機銃掃射する様子が23秒間映っている。那覇市の映像は、同年4月14日撮影分に焼失前の首里城、同年4月18日撮影分に黒煙に包まれる首里城が記録されている。

 首里城は太平洋戦争時に焼失したとされるが、詳しい日時ははっきりしていない。宇佐市塾は「黒煙の下の状況は分からないが、4月18日に大きなダメージを受けた可能性がある」と指摘している。

 映像は9月5日に開かれる講演会で一般公開される。講演会の問い合わせは、宇佐市教育委員会社会教育課=0978(27)8199。 (後藤潔貴)

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