苦境の宿泊施設に灯籠寄贈 地元神社がコロナ禍で支援

西日本新聞 熊本版 宮上 良二

 熊本県山鹿市の大宮神社(杉谷博康宮司)は3日、「山鹿灯籠まつり」で過去に奉納された山鹿灯籠を市内の旅館やホテルに寄贈した。基幹産業の観光業が新型コロナウイルスの影響で打撃を受けているため、「地元の神社としてできることを」と支援を決めた。

 山鹿灯籠は灯籠師が和紙とのりだけで作る国指定伝統的工芸品。まつりの神事「上がり灯籠」で奉納され、境内の灯籠殿で1年間保存・展示した後、希望者に払い下げるなどしている。

 贈り先は山鹿温泉と平山温泉、旧菊鹿町の各観光協会に所属する15宿泊施設。この日は神社の集会所に、全国の神社をモチーフにした宮造り、古民家の座敷造りなどの山鹿灯籠を並べ、各施設の関係者が好みの品を選んで持ち帰った。

 奥山鹿温泉旅館の馬場恵美さん(35)は「ロビーに飾って大切にしたい。お客も喜んでくれると思う」と感謝した。

 (宮上良二)

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