木目調デザインでゆったり 平筑直方駅、待合スペース整備 

西日本新聞 筑豊版

 平成筑豊鉄道直方駅の待合スペースがリニューアルされた。明治中期に開業した旧国鉄伊田線の系譜を継ぐ歴史ある路線の起点であり、現在は人気のレストラン列車「ことこと列車」の出発駅。同社が「快適な待合環境を」と、直方市の米菓製造・販売「もち吉」の協力を得て整備した。

 待合スペースは約20平方メートル。焦げ茶色の木目調デザインを全体の基本としている。柱を塗り替え、コンクリートの床には、和モダン調のタイルを貼り付けた。沿線や直方市の情報を増やすため、1枚だけだった掲示板を5枚に増やした。

 また、昨年8月に開業した田川線の「令和コスタ行橋駅」のベンチと同じ「京築ヒノキ」を使ったベンチ2基を新たに設置。デザインは「ことこと列車」や同駅舎を手掛けた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が担当した。

 もち吉によると、事業費は300万円。3日に直方駅で報道説明会があり、同社の村上秀樹取締役は「平成筑豊鉄道は、路線の活性化のために努力している。地域の観光事業発展を図ろうという思いは同じ」と述べた。JR駅と同居した直方駅前に6月、市が旧駅舎の木造の車寄せ(玄関)を復元。待合スペースの木目調もその風合いに合わせたという。

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