飲食店の休業要請「ピンポイントで」 福岡市長が表明、感染拡大受け

西日本新聞 ふくおか版 泉 修平

 福岡市の高島宗一郎市長は4日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染者が急増し、主に酒類を提供する飲食店に由来して感染が拡大していることについて「感染対策をしていない店にしっかり業界のガイドラインを守ってもらうことがキーポイント。業界団体と連携してチェックしていきたい」と述べた。

 市の感染者数は7月に入って急増。同31日には1日当たり過去最多となる117人が確認されるなど、同月だけで約700人の新規感染者が判明した。クラスター(感染者集団)も相次ぎ、接待を伴う飲食店やダンスクラブなど18カ所で発生した。

 全国では感染者数の増加を受け、東京都や大阪府、愛知県が酒類を提供する飲食店などに営業時間短縮や休業などを要請している。高島市長は「一律の要請は影響が大きい割に効果は薄い」と否定的な考え方を示した上で「ピンポイントで対策を打っていくことが大事だ」と話した。

 今月3日現在、市が把握している重症者は1人にとどまっている。一方で、感染者の多くを30代以下が占めることから、高島市長は「若い人から基礎疾患を持った人や高齢者に感染が広がっていくことは絶対避けなければいけない」と語った。

(泉修平)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ