福岡の「病床逼迫」ステージ3で全国2番目 熊本、宮崎も目安超え

西日本新聞 一面 久 知邦

政府分科会が新指標

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会がまとめた指標のうち「病床の逼迫(ひっぱく)具合」について、九州では福岡、熊本、宮崎の3県で確保している病床の使用率(4日時点)がそれぞれ「ステージ3」(感染急増)の目安とされる25%を上回っていることが、厚生労働省が7日公表した資料で示された。

 資料によると、福岡県の使用率は55%と全国で沖縄県に次いで2番目の高さ。熊本県は38%、宮崎県は32%だった。3県とも、追加で確保できる見込みの病床数を加味した使用率でもステージ3の目安20%を上回った。ただ、集中治療室(ICU)に入るなどの管理が必要な重症患者の使用率は、3県ともステージ2以下の水準にとどまった。

 福岡県は、人口10万人当たりの療養者数19・9人▽人口10万人当たりの1週間の新規感染者数16・58人▽感染経路不明者の割合60%-の各指標もステージ3の目安を超えた。長崎県も、感染経路不明者の割合が52%とステージ3、4の目安となる50%を上回った。

 分科会の尾身茂会長は記者会見で「指標はあくまで目安。機械的に判断するのではなく、総合的に判断して対策を講じてもらいたい」と話した。 (久知邦)

 

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