大崎事件 開示請求の証拠「不存在」

西日本新聞 社会面 河野 大介

 鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった大崎事件で、殺人罪などで服役した原口アヤ子さん(93)の第4次再審請求審の鹿児島地裁と弁護団、検察側による2回目の3者協議が7日、地裁であった。協議は非公開。弁護団によると、弁護側の証拠開示請求に対し、検察側はいずれも「不存在」と回答したという。

 弁護側は「殺人ではなく事故死」と主張。男性は遺体で見つかる数日前に側溝に転落する自転車事故を起こしたとされ、弁護団は目撃者の供述調書などの証拠開示を求めている。5月の3者協議で検察側は「一から調べる」意向を示したが、存在は確認できなかったと述べたという。

 弁護団は「後日、回答書面がきた時にどうするか検討したい」と話した。次回は、10月にも大崎町で3者協議を行う。弁護側が求めていた検証の形はとらないという。 (河野大介)

鹿児島県の天気予報

PR

鹿児島 アクセスランキング

PR

注目のテーマ