広島と長崎の爆心地の中間点 上毛町で原爆犠牲者追悼

西日本新聞 ふくおか版 浜口 妙華

 広島と長崎の爆心地を直線で結んだ「中間点」に位置する福岡県上毛町は長崎原爆の日の9日、大池公園で犠牲者を追悼する献花式を初めて行った。新型コロナウイルス対策で規模を縮小、坪根秀介町長ら5人が出席して恒久平和を願った。

 町は昨年9月、公園の東側を「広島の丘」、西側を「長崎の丘」と名付け、広島、長崎両市から贈られた被爆樹木の苗木を植樹。中間点の町として平和と核廃絶を発信する新たな拠点となることを宣言した。

 長崎に原爆が投下された午前11時2分にサイレンが鳴ると、長崎の丘で出席者が1分間黙とうした後、献花した。坪根町長は「戦後75年を迎え、爆心地ではないところからも世界平和を発信していきたい」と語った。

 6日には広島の丘で広島の原爆投下時刻の午前8時15分に同様の献花式を行った。 (浜口妙華)

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