天地がひっくり返るような衝撃を受けた 言葉を刻む(52)

西日本新聞 社会面

天地がひっくり返るような衝撃を受けた

 (長崎市、高浪藤夫さん)

 「鬼畜米英」「見敵必殺」と言い続けていた教師から戦後、「神風」「特攻」などの文字を墨塗りするよう指示された。天皇のために戦う「少国民」として教育を受けてきた身に、その変貌ぶりは衝撃だった。同時に、うその教育でどれだけの人が命を落としたのかと強い怒りを覚えた。戦意高揚を目的とした国策紙芝居などの資料を収集し、1990年に「少国民資料館」を自宅横に開設。だが、当時を知る世代の「懐かしい」「少国民って何やったっけ」の反応に失望し、2009年に一般公開を取りやめた。13年、80歳の時に取材に語った。

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