竹製フェースシールド、別府の組合が開発 デザイン性高く販売も検討

西日本新聞 稲田 二郎

 別府竹製品協同組合(大分県別府市)などは、新型コロナウイルスの感染防止対策として竹製のフェースシールドを開発し、医療従事者に使ってほしいと、同市に30個寄贈した。自然素材の竹を使い、高いデザイン性の製品に仕上がっており、組合は一般販売も検討するという。

 組合内の別府竹細工新製品開発事業研究会とデザイン会社セスタンテ(東京)が協同で開発。医療従事者への感謝の気持ちとして竹製フェースシールドの贈呈を思い立ち、5月に開発に着手。6月末に完成した。

 製品では長さ50センチ、幅1・5センチの竹ひごを使用。頭部にフィットするよう、高い技術力で竹の曲げ角度が調整されている。飛沫(ひまつ)を防ぐプラスチックシールドは長さ34センチ、幅25センチと大きめ。看護師など医療従事者は女性が多いことから、ファッション性を考慮し、全体の大きさやバランスなどをデザインしたという。すべて手作りで、1個当たりの製作費は4千円程度。

 別府市役所で7月6日に長野恭紘市長に寄贈した研究会の大谷健一会長は「息苦しくならないよう、シールドを顔から離すなど工夫を重ねた」と説明。緊迫した医療現場でも自然素材に触れることで心理的な癒やし効果も期待できるとしている。(稲田二郎)

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