熊本地震の記憶伝える 旧東海大校舎が「震災ミュージアム」に

西日本新聞 熊本版 佐藤 倫之

 2016年の熊本地震で被災した南阿蘇村の旧東海大阿蘇キャンパスが「震災ミュージアム」として整備され、今月から公開が始まった。耐震補強された校舎は、割れた窓、建物の傾きや沈下など、被災当時の様子がそのままに保存され、活断層の動きを示す地割れも間近に見学できる。

 県は地震で被災した県内58カ所の震災遺構を整備し、各地を巡りながら学べる博物館構想を進めており、旧東海大校舎はその中核施設。地震の記憶や教訓を語り継ぐ狙いで、地元住民らが語り部を務める。4月に公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響などで、公開が延期されていた。

 妻と一緒に訪れた熊本市の会社員(53)は「東京出張中、妻子3人が被災した。動揺する妻は、高校生になったばかりの長男に励まされ、避難所に向かったそうだ。当時の記憶が鮮明によみがえる」と話した。

 開館時間は午前9時~午後5時で、火曜日休館。入場無料。

(佐藤倫之)

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