子ども心に「戦争に負けたんだ」と実感した 言葉を刻む(63)

西日本新聞 社会面

恐る恐る細い線で縦に筆を入れたら、先生に「もっと太く」と注意された。子ども心に「戦争に負けたんだ」と実感した

 (福岡県筑前町、高山八郎さん)

 1945年8月、国民学校5年生で終戦を迎えた。文部省(当時)の指導で教科書が黒塗りされ、先生に言われるまま教科書の一部を墨で真っ黒に塗った。終戦前は落書きも許されなかったが、最初の1行以外すべて塗りつぶしたページもあった。仇(あだ)討ちで有名な赤穂浪士の物語が削除対象だったことを覚えているという。95年、61歳の時に取材に語った。

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