【動画あり】お待たせ!「ななつ星」5カ月ぶり再開 コロナ、豪雨を乗り越え

西日本新聞 古川 剛光

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月初旬から運休していたJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」が15日、約5カ月ぶりに運行を再開した。いったん7月中旬の再開が決まったが、同月上旬の豪雨で運行ルートの肥薩線や久大線が被災。不通区間を通らないルートを再設定するなど幾多の苦難を乗り越えての再出発に、発着駅の博多駅では笑顔が広がった。

 ななつ星は午前10時ごろ、JR関係者や鉄道ファンらに見送られ、博多駅を出発した。北部九州を回る1泊2日コースで、初日は佐賀、長崎方面へ。2日目は今月8日に熊本地震の被害から4年4カ月ぶりに全線復旧した豊肥線を通り、阿蘇方面で折り返す。

 運行再開に当たり、30人の乗客定員を最大8組16人に制限。食事の際はグループごとにテーブルを離すなど「密」対策を徹底する。客室を循環する空気は、空調設備によって15分ほどで入れ替わるという。

 25日からは3泊4日コースも再開。これまで博多駅を出発し、時計回りに九州を一周していたが、肥薩線が不通のため、大分を通って南宮崎で折り返すルートに変更する。2日目の宿泊先がある由布院温泉(大分県由布市)には別府駅から専用バスを使用する。(古川剛光)

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