「冷静な判断」流された男児、サーファーが救出

西日本新聞 北九州版 古瀬 哲裕

 鳥取市の海岸で沖に流された男児を救助したとして、鳥取海上保安署は福岡県岡垣町野間の作業療法士、真嶋高志さん(30)を表彰した。15日、若松海保で伝達式があった。

 同海保によると、7月25日午後、鳥取市福部町の岩戸海岸で、近くに住む男児(8)が水面に浮かべて遊ぶ「フロート」に乗っていて、風にあおられて漂流した。気づいた父親が泳いで追ったが追いつけなかった。

 同市内の妻の実家に帰省中だった真嶋さんは、サーフィンのため同海岸にいた。男児が流されたことを知るとサーフボードで海に出て、途中、父親には陸に戻るよう指示して先に進み、約350メートルの沖合で男児を確保。けが人はなかった。

 海水浴場の監視員経験もあるという真嶋さんは「父親も疲れていたので戻ってもらった。みな無事で良かった」と話した。若松海保の内田昌宏部長は「冷静な判断で、2次遭難も防がれた」と称賛。フロートを使う遊びについて「面積が大きいと風を受けやすい。十分に注意してほしい」と呼び掛けた。 (古瀬哲裕)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ