“天狗”の人生、9・13に直方で初演 舞台「岡部平太物語」出演者らPR

西日本新聞 筑豊版

 スポーツの聖地・「平和台」(福岡市)を創設した岡部平太(1891~1966、糸島市出身)の生涯を描いた舞台「PEACE HILL 天狗(てんぐ)と呼ばれた男~岡部平太物語~」のPRイベントが19日、直方市の直方駅前公園で行われた。福岡市の人気劇団「ギンギラ太陽’s」と「劇団ショーマンシップ」が、9月13日に直方市山部のユメニティのおがたで公演する。

 柔道の強豪だった岡部は、米国で科学的なトレーニング理論を学んだ。スポーツによる国際交流を目指したが、太平洋戦争に阻まれ、出征した長男も失った。戦後、国体の誘致や旧陸軍福岡連隊跡地への「平和台」と名付けた競技場の建設に尽力した。

 PRイベントには、脚本・演出を手掛けた「ギンギラ太陽’s」主宰の大塚ムネトさん(55)や主演で共同演出の「ショーマンシップ」座長の仲谷一志さん(55)、岡部の妻を演じる上田裕子さん、原作者の橘京平さんらが出席。岡部の人となりや作品について紹介し、来場を呼び掛けた。

 当初、7月の東京五輪開幕日に合わせた糸島公演などが企画されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期に。直方公演が初演となる。

 大塚さんは「戦時中、スポーツの力を信じて前に進もうとした岡部と、コロナ禍でも前向きに生きようとする私たちの日常を重ね、脚本を書き直した。見る人を応援する力になれば」と話し、上田さんは「岡部の『どげんかなる(する)』という言葉が大好き。精いっぱいのお芝居を届けたい」と意気込みをみせた。

 午後2時開演。前売り一般3千円(当日3500円)、小中高生千円(同1500円)。ユメニティのおがた=0949(25)1007。

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