猛暑の“犯人”は「ダブル高気圧」 40度超えの地域も

西日本新聞 社会面 鶴 善行 松本 紗菜子

 うだるような暑さが続く今年の夏。全国では最高気温が40度を超える観測地点もあり、19日は宮崎県えびの市と大分県豊後大野市で全国最高となる38・7度に達した。気象庁によると、猛暑の原因は二つの高気圧が列島を覆う「ダブル高気圧」。21日ごろまで厳しい暑さが続く見通しで、小まめな水分補給など熱中症対策を呼び掛けている。

 気象庁によると、日本の上空5千~6千メートル付近に太平洋高気圧があり、1万メートル以上の位置にはチベット高気圧が大陸から張り出している。8月上旬から「ダブル高気圧」が居座った影響で雲ができにくくなり、直射日光が照りつける要因となった。高気圧からの下降気流も強まり、地表付近の空気が圧縮されて猛暑をもたらしているという。

 19日は大分県日田市で全国3番目の38・6度を記録。宮崎県都城市37・7度▽福岡県久留米市37・6度▽佐賀市36・7度-など、九州7県の48地点で35度以上の猛暑日となった。

 37・3度を観測した熊本市中央区の水前寺江津湖公園では、強い日差しの中、多くの子どもたちが水遊びを楽しんでいた。 (鶴善行、松本紗菜子)

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