球磨川流域の市町村長が議論 川辺川ダム建設促進協総会

離脱した相良村が復帰

 熊本県錦町で20日開かれた「川辺川ダム建設促進協議会」の定期総会では、7月の記録的豪雨で甚大な被害を受けた球磨川流域の市町村長が顔をそろえた。川辺川ダム建設に当時の村長が反対を表明し、2017年に協議会を離脱した相良村も復帰。ダム建設を含めた治水対策の議論を国や県に求める方向で一致した。

 総会では、空席だった会長に森本完一錦町長を選出。森本氏は「ダムによらない治水案の実現性に疑問を持っていたが、結論が出ないうちに災害が起きてしまった。住民が一刻も早く安心できる環境を整備するよう働きかけたい」と強調。協議会への復帰承認後に姿を現した相良村の吉松啓一村長も「流域住民が安全に生活できるよう、一緒に防災対策を進めていきたい」と述べた。

 総会には、自民県連幹事長の松田三郎県議も顧問として出席。「ダム建設はベストでなくともベターである、という信念で会が存続してきた。今回の豪雨で賛成か、反対かという論争に終止符が打たれるのではないか」とあいさつした。

(中村太郎)

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