「ダムなき治水」批判 球磨川流域12市町村、抜本的対策求める

 7月の豪雨で氾濫した熊本県・球磨川の流域12市町村でつくる「川辺川ダム建設促進協議会」の定期総会が20日、同県錦町であり、建設が中止された川辺川ダムを含めて治水計画を再検証し、抜本的な対策を早急に行うよう国や県に求める決議を全会一致で採択した。

 川辺川ダム建設が中止された2009年、国と県、流域自治体による「ダムによらない治水を検討する場」が発足。協議会は「建設促進」の名称を残した上で事業計画から「ダム建設」の文言を外し、治水対策の早期実施を要望してきた。

 決議では「10年以上に及ぶ『ダムによらない治水』の検討の場は、結論さえも見いだせない空白の時間だった」と批判。「治水対策が分からなければ住民は生活再建を描けず、町づくりも進まない」として、早急な対策を求めている。

(中村太郎)

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