猫専用“美”食器 猫目線にこだわった逸品 愛猫家が開発

西日本新聞 佐賀版 杉野 斗志彦

 フード用と水用の陶磁器 保護団体には寄付も

 佐賀県神埼市千代田町の食器販売「LaKaren(ラカレン)」(末永由貴子代表)が、嬉野市の肥前吉田焼窯元と協力し、磁器の猫専用食器を製作した。愛猫家の末永代表が「猫目線での食べやすさと安全性」にこだわった逸品で、インターネットを通じて販売する一方、猫の保護活動を行う団体に無償提供していく。

 末永代表は2018年末、自宅に迷い込んだ猫を育て始めた。ペット用品をそろえる中で、気に入った猫用の食器がなかなか見つからず「自分で作ろう」と一念発起。19年6月に福祉施設での仕事を辞め、20年2月に49歳で起業した。

 国の中小企業支援機関の紹介で知り合った肥前吉田焼窯元の江口製陶所(嬉野市)と共同開発に着手し、7月末から販売を始めた。

 女性目線、猫目線の「世界一美しい食器」をコンセプトに開発した食器は、餌を入れるフード用(直径12・5センチ、高さ10センチ)と水用(直径同、高さ7・8センチ)の2種類。フード用は猫の首に負担がかからない高さにし、水用は少し低くして水がこぼれにくくした。磁器はプラスチックなどと比べ、傷がつきにくく汚れも落ちやすいことから、清潔で安全に長く使えるという。

 高台がすっと伸びた形と猫を想起させる丸みを帯びた形があり、手描きの花文様や水玉模様などデザインも豊富。同じ柄の茶わんやマグカップもあり、猫と食器をそろえることができる。猫用食器の価格は7500~1万2千円(税込み)で、ラカレンのホームページから購入できる。

 今後は保護猫や地域猫の保護、支援活動の一環として、毎月2団体に食器を寄付する計画だ。末永代表は「インテリアとも調和する器。コロナ禍でペットと過ごす時間が長くなる中、飼い主の癒やしにもつながる」と話す。ラカレン=0952(34)6030。 (杉野斗志彦)

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