疲れたり…

西日本新聞 ふくおか都市圏版 横山 太郎

 疲れたり、嫌なことがあったりすると、朝倉市を流れる筑後川の河川敷に足を運ぶ。夕日が川面をあかね色に染めながらゆっくりと沈みゆく光景は実に美しい。見終わった後はリフレッシュできるから不思議だ▼今年は原鶴温泉名物の「鵜(う)飼い」を観賞する屋形船を見ていない。毎年5月に運航が始まるが、新型コロナウイルスの影響で延期に。7月の豪雨が追い打ちをかけた。3年前の九州豪雨以降、流失した屋形船は計8隻。受難が続く▼被害などへの市の支援はないそうで、今季の運航見通しも立っていない。「みんなの協力がなかったら、万歳(お手上げ)ですよ」と関係者。朝倉を代表する観光資源を後世に残すため、官民一体で知恵を絞る時期に来ているのではないか。川を見つめながら、そう思った。 (横山太郎)

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