稲の害虫「トビイロウンカ」増加 8月中の警報は初 大分県

西日本新聞 大分・日田玖珠版 井中 恵仁

 稲の病害虫「トビイロウンカ」が今年も増加しているとして大分県は21日、警報を発表した。記録の残る2007年以降、4回目。昨年も県内で深刻な被害をもたらしており、今年は初めて8月中の発令となった。

 トビイロウンカは稲の汁液を吸って、まとまって稲を枯らす「坪枯れ」を招く病害虫。17~20日の調査で、一カ所にとどまって爆発的に増加する「短翅(たんし)型」が水田40カ所中、17カ所で計98匹確認された。10株あたり1匹で昨年の5倍にあたる。

 県によると、梅雨明けが発表された7月30日以降、高温少雨が続いていることが増加の原因と考えられるという。

 昨年は長雨の影響で防除できなかったことで被害が広がり、県内の被害量は3500トンに達した。今年は好天が続いており、県は25日前後の出穂期後、確実に農薬散布するよう呼び掛けている。 (井中恵仁)

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