演奏の喜びを音に 吹奏楽部の夏、締めくくる演奏会 15高校が参加

西日本新聞 ふくおか版 川口 史帆

 福岡県内の高校15校の吹奏楽部による演奏会が23日、福岡市博多区の福岡サンパレスであった。生徒たちは、夏に向けて練習を積み重ねてきた曲など、息の合った演奏を保護者らの前で披露した。

 会場では今月21~23日に九州吹奏楽コンクールがある予定だったが、コロナ禍で中止に。高校最後の舞台がなくなった3年生に代わりの場を用意しようと、福岡玄海ライオンズクラブ(矢野靖彦会長)が企画した。感染予防のため、観覧を各校の関係者や家族に限定し、1校の演奏が終わるごとに観客席を入れ替えた。目標の舞台に立った生徒たちは、自由に選んだ1~3曲を真剣な表情で奏でた。

 福翔高吹奏楽部の副部長、福田栞菜さん(18)は「皆で演奏できる喜びと、3年間の努力を思いきり出せた」と笑顔。袖から見守った同部2年の松尾恵花さん(16)は「大変な時期を乗り越えた先輩たちの音は、ありきたりな言葉にできない感動があった。私たちも頑張ります」と目を潤ませていた。 (川口史帆)

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