暴追リーダー宅銃撃 実行役の工藤会系組幹部に懲役17年 福岡地裁判決

西日本新聞 社会面

 北九州市小倉南区で2010年3月、暴力団追放運動に取り組んでいた自治総連合会長の自宅が銃撃された事件で、殺人未遂と銃刀法違反の罪に問われた特定危険指定暴力団工藤会系組幹部、蔵永修被告(52)の判決公判で、福岡地裁は24日、蔵永被告を事件の実行役と認め、懲役17年(求刑懲役18年)を言い渡した。

 判決理由で神原浩裁判長は、蔵永被告と別の組員のどちらが実際に拳銃を発射したかは「特定できない」としたものの「少なくとも犯行現場で発射の場面に立ち会うなど重要で不可欠な役割を担い、刑事責任は重い」と認定した。

 事件の動機については「暴追運動に取り組む住民への組織的、計画的な威嚇、脅迫、報復が目的」として「被害者らの恐怖感と精神的苦痛は大きく、厳しい非難は免れない」と述べた。

 判決によると蔵永被告は同会幹部らと共謀し10年3月15日午後11時10分すぎ、同区の会長宅に拳銃を計6発撃ち、寝室にいた会長夫妻を殺害しようとした。

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