「飲酒運転撲滅弁当」を販売 久留米署発案 酒類使わずに調理

 福岡市東区の海の中道大橋で幼い3きょうだいが犠牲になった飲酒運転事故から14年となった25日、福岡県警久留米署が発案した酒類を使わない「飲酒運転撲滅弁当」を、宅配弁当会社「葉隠」(福岡市)が調理し、県内を中心に1万2千個を企業などに販売した。

 署が飲酒運転撲滅週間(25~31日)に合わせて企画した。弁当には、みりんやワイン、料理酒抜きで作ったハンバーグやカレーなどを詰め、「飲酒運転撲滅」のメッセージを込めた。

 久留米市内では3100個を配達。このうち久留米第一自動車学校では、スタッフがハンバーグなどをおいしそうに口に運んだ。大石悌輔指導員(29)は「運転指導を仕事にする身として、飲酒運転防止にさらに真剣に取り組みたい」と気を引き締めていた。

 弁当の売り上げの一部は、飲酒運転撲滅に取り組む団体に寄付される。

 久留米署の福永甲史交通第一課長は「海の中道の事故当時、幼かった子たちが免許を取得する年代になりつつある。事故のあった日を意識してもらい、飲酒運転撲滅につなげたい」と語った。 (玉置采也加)

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