福岡3児死亡事故14年 現場で祈り 「飲酒運転ゼロ」誓う

西日本新聞 社会面 古川 大二 華山 哲幸

 福岡市東区で2006年8月、市職員(当時)による飲酒運転で幼いきょうだい3人が犠牲になった事故から、25日で14年を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、福岡市が毎年開く飲酒運転撲滅大会は中止となったが、事故現場などでは訪れた市民が飲酒運転ゼロを願った。

 現場となった海の中道大橋では通り掛かった人たちが足を止め、黙とうをささげた。初めて訪れた福岡市の新人職員の男性(18)は「就職して初めて事故のことを知った。飲酒運転をしようとしている人がいたら必ず止めたい」と語った。

 福岡市・天神のエルガーラホールには福岡県の小川洋知事ら7人が参集。ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を通じ、飲酒運転で亡くなった人への追悼や飲酒運転ゼロの誓いを呼び掛けた。官民組織「TEAM ZERO FUKUOKA」などによる企画で、約300組が視聴した。

 九州の7県警によると、19年の飲酒運転摘発件数は計3567件で、前年より146件増えた。県別では福岡1481件(前年比74件増)▽佐賀263件(同60件増)▽長崎279件(同27件減)▽熊本601件(同18件増)▽大分228件(同22件増)▽宮崎401件(同71件増)▽鹿児島314件(同72件減)。 (古川大二、華山哲幸)

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